月曜、ドナコ・インターナショナルが新たに独立および常駐の非業務執行取締役2人の任命を発表したことを受けて、オーストラリア証券取引所に上場する同社の株の取引が再開されている。
11月後半のドナコの年次株主総会で4人の取締役が同社を去ったことを受けて、今回、公認会計士と会長としてフリーマントル・フットボール・クラブの元ディレクター、メル・アシュトン氏が取締役に任命された。CEOのポール・アーバックル氏も2020年6月に辞任する。
アシュトン氏と公認会計士のサイモン・ヴァーチュロ氏が即時発行で新取締役会に加わったことで、ドナコはオーストラリアの会社法(Corporations Act 2001)で定められた取締役数の要件を満たすことになる。
新会長は、「ドナコの取締役会は、経営陣を支え、今後6か月間で新しい最高執行責任者に移行し、そして昨今、会社のパフォーマンスを妨げてきた問題を解決することに集中している。
新たに構成された取締役会は事態の好転において実績があり、取締役は会社を安定させ、株主に利益をもたらすという我々の焦点において同じ方向を向いている。業界の専門知識を加えることで、仲間である取締役たちと共に、この取締役会をさらに強化する機会を探していく。」と述べた。
ドナコの発表によると、アシュトン氏はホスピタリティ、不動産、銀行・金融、そして鉱業および資源セクターで37年以上の経験を持つ。以前はKPMGで働き、PPBの創業パートナーでもある同氏は、現在Aurora Labs Limited、Quintis Holdco Pty Ltdそしてハワイアングループの非執行取締役を務めている。
ヴァーチュロ氏は、オーストラリア、アジアそして英国の上場および大規模非公開会社で働いてきた経験を持ち、財務上、取引上そして運営上の幅広い知識で取締役会を支える。これまでにKordaMenthaやKPMGの再編業務などに携わってきた。
ドナコはカンボジアのスターベガスカジノとベトナムのアリスト・インターナショナルを運営する。