シーザーズ・エンターテイメントは、ワールドシリーズオブポーカー(WSOP)2021年の会場が、16年の歴史を持つリオ・オールスイートホテル&カジノでの開催からバリーズ&パリス・ラスベガスへ移転することを認めた。
世界で最も権威ある毎年恒例のポーカートーナメントシリーズは、また従来のような年半ばの時間感覚に戻るだろう。このイベントは、新型コロナの感染拡大により2020年は完全に中止となり、2021年には5カ月延期されていた。来年のシリーズは、2022年5月31日〜7月19日に開催予定である。
シーザーズが2019年9月に5億1,600万米ドル(約589億円)の取引でリオを売却後、先日17日(水)のメインイベントのファイナルテーブルが始まった際に俳優のヴィンス・ヴォーンによりこのWSOPの会場移転という大きな動きが発表された。ファイナルテーブル優勝者は本日戴冠され、800万米ドル(約9億円)の最優秀賞を獲得することになっている。
WSOPシニア・ヴァイスプレジデントのTyStewart氏は次の世に述べえている。「ファイナルテーブルが近づくにつれ、我々はまだ期待以上に成功した別のメインイベントを振り返る。 我々は、国内、海外の双方ともに今年の参加者数にものすごく喜んでいる。リオでこの章を締めくくるにあたり、来年の夏にバリーズ&パリスで開催されるWSOPの新時代の到来を告げる象徴のヴィンス・ヴォーン氏を迎えることを楽しみにしている。
来年のWSOPのハードなスケジュールは、1月に発表される予定だ。
2021年のWSOPはオッズとは逆に、国際的なプレイヤーが多数不参加だったにもかかわらず、1万米ドル(約114万円)のバイインのメインイベントで6,650人の初参加者を含む大勢の初参加者をポーカーテーブルに引き戻した。