ビクトリア州政府は、クラウン・メルボルンのカジノライセンス保持が不適格かどうかの王立委員会による調査結果が本日言い渡されることを認めたが、これらの調査結果は今月後半まで公開されない。
ビクトリア州政府は14日(木)に発表した声明の中で、今月末までに報告書と政府の対応が公表される前に、王立委員会のレイ・フィンケルスタインによる調査結果と推奨事項を綿密に検討するつもりだと述べている。
消費者庁大臣およびビクトリア州酒類・ゲーミング規則担当大臣であるメリッサ・ホーン氏は、次のように話した。「信じられないほどの量の調査作業が、王立委員会のカジノ事業者ライセンス事業に費やされた。それゆえ、我々はレイモンド・フィンケルスタイン氏による報告書に感謝したい。
我々は王立委員会からの調査結果と推奨事項を詳細に検討し、ビクトリア州のカジノの監視を強化し、これが二度と起こらないようにするために必要なあらゆる措置を講じるつもりだ」。
政府はまた、新たにビクトリア州のギャンブルおよびカジノ管理委員会を設立するための作業がすでに進行中であることを認めた。その委員会にはメルボルンのカジノの監視のみに焦点を当てた専門のカジノ規制部門が含まれている。
クラウン・メルボルンに関して同委員会を補佐する弁護士のエイドリアン・フィナンツィオ・S氏は、コミッショナーに対し、クラウンはマネーロンダリングの管理、責任あるギャンブル、納税、コンプライアンスに関する体系的な問題があるがゆえ、カジノライセンスを保持することは不適格であるとするよう求めた。
それに対しクラウンは、王立委員会のフィンケルスタイン氏に対し、カジノの運営を新しい入札者に渡すことをやめるよう促し、代わりに独立監視員にその適合性への回復を監視するよう求めている。