ギャラクシー・エンターテインメント・グループ(GEG)は新型コロナの影響により労働力の確保が出来ず遅延をきたしており、ギャラクシー・マカオの第3フェーズ開業は2022年まで延期された。
ギャラクシー・インターナショナル・コンベンションセンターと多数の新しいホテル、そしてより広いゲーミングとリテールスペースの併設が計画されているGEGの最新旗艦施設は、2021年後半に開業予定でであった。
しかし、GEGのフランシス・ルイ副会長は、同社の21年第2四半期決算発表記者会見で、政府の承認を待って、2022年初頭の開業を目指しているとメディアに語った。
同氏は、以下のように述べている。「パンデミックをまだ完全に封じ込めていない状況を考えると、正確な開業日を決定することは非常に難しい。なぜなら、パンデミックはある程度マカオに入って来る建築資材と労働者の流れに影響するからだ。
我々は、能力の範囲内でそれをうまく管理しようと努めている。来年の初めまでに、第3フェーズ開発計画の一部が発注でき、開業できることを願っている。」
同社のルイ・チェ・ウー会長は、ギャラクシー・マカオの全室高級スイートのラッフルズは来年まで延期される可能性が高いものの、当社は2021年末までに少なくとも新しいホテルを1軒開業させることを望んでいると語った。ラッフルズのオープンに続いて、「MICEとエンターテインメント市場の回復」を見越して、ギャラクシー・インターナショナル・コンベンションセンターとアンダーズ・ホテルがオープンを予定している。
GEGは、4月に行われた前回の決算発表記者会見で、ギャラクシー・マカオの第3・第4フェーズ開発では、プレミアムセグメントを対象とした高級ファミリールームとヴィラ付きの3,000室を備えた新たな8つのホテルブランドを組み合わせることを明らかにした。
12日(木)に最新情報を提供したルイ副会長は、第3・第4フェーズ開発の大部分はゲーミング以外のものであり、マカオを訪れるより多くの旅行者にアピールするため、さらに多様なコンポーネントを追加するように設計されていると説明した。
ルイ博士は、「我々はコタイの第4フェーズ開発の建設も進めており、それはマカオの将来に自信を持っていることの表れである」と付け加えた。