ゲンティンの旗艦施設であるマレーシアのIR、リゾーツ ワールド ゲンティン(RWG)が当面営業を続けるものの、事業者は国内の一部地域で条件付き活動制限令(Conditional Movement Control Order)が再導入されたことで状況を見守っていると話す。
クアラルンプール、プトラジャヤそしてセランゴールの全てが今後2週間部分的ロックダウンに戻される。マレーシアは月曜に562人、火曜に660人の新型コロナウイルス新規感染者が確認されたことを報告していた。条件付き活動制限令によって、公園、レクレーションセンター、学校、チャイルドケアセンターそして信仰の場が閉鎖され、仕事目的以外の地区間の移動も禁止される。その他の経済活動は通常通り続けられる予定。
水曜朝にウェブサイト上に掲載した文書の中で、RWGは、「通常通り営業を続ける」、しかし「継続して状況を見守り、さらに多くの情報が入れば必要な最新情報を提供する。
RWGはこれまでもリゾート全体で徹底清掃および徹底消毒を行なっており、政府が出している厳しい標準作業手順書に従っている。
これには、物理的な距離の確保、マスク着用、適切な個人の衛生慣行を身に付けることなどが含まれる。我々はそのような行動を継続し、ゲストと従業員の健康と安全を保証していく」と述べた。
ゲンティン・マレーシアは、最初の新型コロナウイルスの流行拡大とムヒディン・ヤシン首相による活動制限令の実施を受けて、今年に入って、3月18日から6月19日までの間、RWGに加えて3つの非ゲーミング施設、リゾーツ ワールド キジャール、リゾーツ ワールド ランカウイそしてリゾーツ ワールド アワナを休業することを余儀なくされた。
しかしながら、RWGは来場者数5割増加など、好調な国内観光を背景に、再開後はゲーミングと非ゲーミングの両方の分野で堅調な回復を経験している。