サミット・アセント・ホールディングスは、サンシティ・グループのアルヴィン・チャウ会長が、同社の新しい取締役会会長に就任したことを発表した。
チャウ氏の任命は、サンシティがサミット・アセントの支配権を持つ27.95%の株式を取得したことを受けてのものとなる。サミット・アセントは、ロシア・ウラジオストク近郊のプリモリエ・エンタテインメントゾーンにある統合型リゾート、ティグレ デ クリスタルの所有者兼運営者。
45歳のチャウ氏は、4月にサミット・アセントの副会長に就任したサンシティの執行役員兼最高投資責任者、アンドリュー・ロー氏と、同じ時期に執行役員に就任したロー氏の義理の兄弟である趙敬仁氏に加わることになる。
サミット・アセントは金曜、サンシティのフィリップ・ウォンCFOが非執行役員に任命されたことも発表した。
昨年末に最初の3.29%の株式を取得したサンシティは、台湾のファースト・スチームシップ社から24.66%を取得したことによって、4月にこのロシアのIR事業者の筆頭株主となった。それ以降同社は、ティグレ デ クリスタルのVIPプレイを強化すると約束しており、ユニオン・ゲーミングのアナリスト、グラント・ゴバートセン氏は2020年までにVIPの取引高は250%増加すると予想している。