日本ゲーミング界の大御所、岡田和生氏は、株式会社ユニバーサルエンターテインメントおよびその子会社のタイガーリゾートレジャーエンターテイメント(TRLEI)の現役員および元役員に対し、同氏を会社から退職させることを企てたため、窃盗および詐欺に問う訴訟を起こした。
岡田氏の弁護士は土曜日に、メディアへの電子メールで訴訟の詳細を公表。同氏の息子である岡田知裕氏、仲違いで別居中の妻である岡田幸子氏、ユニバーサル社会長の富士本淳氏に加え、アサノケンシ氏、スティーブ・ウォルステンホルム氏、アントニオ・コワングコ氏、マヌエル・ラザロ氏、レイナルド・デービッド氏、ネギシヨシナオ氏、杉山健児氏、ミシェル・ラザロ氏を訴えた。
パラニャーケ市検察庁に提出された岡田氏の訴状は、同グループが「彼の同意なしに、故意に、不法に、そして凶悪に所有権とTRLEIへの利益を奪うために共謀した」と主張している。
岡田氏は現在、同氏と元TRLEI会長兼最高執行責任者のツイ・タカヒロ氏が取締役会の承認なしにTRLEIから約320万ドル(約3億4,971万円)の賃金と手数料を受け取ったとして、会社資金の不正使用に対する両氏が告発された訴訟で闘争中である。TRLEIは、エンターテインメントシティにある統合型リゾート、オカダ マニラの運営企業。