ドナコ・インターナショナルが3日間で3人目となる新取締役の追加を行い、アルゼゲーミング・アメリカのグローバル最高経営責任者、木下雄吾氏を独立非業務執行取締役に任命した。
ドナコは今週、7月に同社の19.25%の株式を取得したアーガイル・ストリート・マネジメントから2名の代表者を取締役に任命したことを明かしており、今回の任命はそれに続くものとなる。
木下氏の任命を発表する中で、ドナコは過去12か月間でアルゼを15%の増収と9%の費用削減に導いた同氏の最近の実績に言及した。
「アルゼは木下氏の指揮の下で、業務改善および知名度の向上で大きな成功を収めてきた。 アルゼでの主な成果には、企業戦略の見直しを行い北アメリカで最も速いスピードで成長するゲーミング企業の1社にさせたこと、そして世界セールスとマーケティング戦略を実施して製品採用を大幅に向上させたことなどがある。木下氏はまた、3,000万米ドル(約32億円)の金融取引の陣頭指揮を執り、金融機関との連絡役を務めた」と述べた。
4月にはシルバー・ヘリテージ・グループの前会長であるデイビッド・グリーン氏も取締役に任命したドナコは、取締役会の刷新プロセスは木下氏の任命で完了したと述べた。同社の創業者、ジョーイおよびベン・リム氏は臨時株主総会での賛成多数によって最近取締役を解任された。