マカオの統計・国勢調査局(DSEC)は、SARが新型コロナのパンデミックからゆっくりではあるが着実に回復し続けており、2021年上半期の訪問者数が前年比20.2%増加し392万7,829人となったことを報告した。
この数字に含まれるのは、夜間の訪問者が33.2%増の205万8,657人、当日の訪問者が8.5%増の186万9,172人であり、平均滞在日数は1.4日から1.6日に増えた。
広州と仏山での市中感染発生により広東省との国境制限が一時的強化となった6月の減速がなければ、もう少し良い数字になったかもしれない。
6月のマカオへの入境者数は、前年同月の新型コロナ最盛期の2万2,556人を大幅に上回ってはいるものの、前月比の86万6,063人から39%減少し、52万8,519人となった。それは、2019年6月の310万人をはるかに下回っている。
2021年6月の当日訪問者は、5月と比較して20.1%減の31万3,441人、夜間訪問者は54.6%減の21万5,078であった。平均滞在日数は1.4日から1.2日に減少していた。
通常通り、その大部分を占めるのは47万1,935人の中国本土からの訪問者であり、そのうち12万604人は個人訪問スキームを介して入境している。香港からは5万2,296人、台湾からは4,213人の訪問者が訪れた。
到着手段別では、国境ゲート経由の入境者39万5,028人を含む44万9,776人が陸路から入境している。空路で6万9,390人、海路では9,353人の訪問者があった。