クレイグ・ビリングス氏は、同社のスポーツベッティング及びゲーミング事業を監督する事業体であるウィン・インタラクティブの社長兼最高財務責任者 (CFO) に就任するために、ウィン・リゾーツの社長を辞任する予定である。
ウィン・リゾーツは金曜日(米国時間)、同氏が2021年5月24日付けで同社社長職を辞任するが、CFO職には留まると発表した。
この横滑り人事の少し前、ウィンはアウステルリッツ・アクイジション社(Austerlitz Acquisition Corporation)との間で正式契約を交わしたことを発表していた。この契約によって、2社が合併し、ナスダックに上場する独立した公開会社、ウィン・インタラクティブが設立される。
ビリングス氏はこれからその新会社で上級職を務めることになり、インセンティブ制度に基づき10,000株が与えられている。同社は金曜日に、ウィン・インタラクティブが同氏の給与の一部をウィン・リゾーツに返金するつもりであると明らかにした。
同社は、職位の変更により同氏の現在の基本給が変わることはなく、同社のインセンティブ制度に基づいて彼は年間の現金ボーナス報酬を受け取る資格があることを正式に認めた。
同氏は引き続きウィン・マカオの取締役を務める。