4月のマカオへの訪問客数は、3月と比較して5.3%増、前年4月と比較しても70倍以上増の794,819人となり、上昇傾向を維持している。
統計・国勢調査局(DSEC)が発表した数字によると、4月の訪問客数は宿泊を伴うものが450,579人、日帰りが344,240人で、平均滞在日数は1.6日。
マカオは今でもほとんどの海外からの入国を禁止していることから、4月の訪問客数は、中国本土からが730,934人と圧倒的に多く、そのうち300,467人が個人訪問制度(IVS)を利用して入国した。粤港澳大湾区の珠江デルタ9都市からの訪問客数は383,623人で、そのうち47.3%が珠海から訪問したと同局は述べている。香港からは56,760人、台湾からはわずかに7,091人が訪問した。
ほとんどの訪問客は陸路で到着し、そのうち576,211人が拱北口岸を経由。空路は62,288人で、海路は23,574人だった。
2021年1~4月の合計では、マカオの訪問客数は前年同期比21.6%減の253万3,247人で、平均滞在日数は1.7日だった。