韓国で唯一、地元民の賭博利用が許されている江原ランドでは、2020年に新型コロナウイルス対策として幾度も営業を停止した結果、ギャンブル依存症の支援を求める人の数が78.9%減少した。
韓国の政治ニュースサイト、プレシアンが報道した数字によると、同カジノは新型コロナウイルスの感染拡大を受けて最初に営業を停止した20年2月23日からの12ヶ月間で、閉鎖が223日、一部営業が89日、通常営業がわずか53日となった。
結果として、江原ランド依存症ケアセンターで支援を求める人の数は、19年の11,427件から20年は2,414件に減少した。
同センターでは、センター長を含め17名の従業員が働いており、ギャンブル依存症の防止、更生、調査、研究活動が行われている。
「カジノの営業停止と共に、カウンセリング件数が大幅に減少した」と、同カジノ役員は述べた。
「医療費と職業リハビリテーション費の支援は、約14%と若干減少している」。