韓国のロッテツアーデベロップメントは、済州島に最近オープンした済州グランドハイアットホテルに対して、総額940億ウォン(約90億円)の転換社債の発行を完了した。
韓国のフィナンシャルニュースの報道によると、ロッテツアーは今週、570億ウォンの社債最終分を、キュリオス・未来アセット・コーポレート・フィナンシャル・スタビリティPEF(Curious Mirae Asset Corporate Financial Stability PEF)、ファウンテンアセットマネジメント、GVAアセットマネジメント、SK証券、キウム証券といった投資会社のグループに対して発行した。報告書によると、社債は金利2.5%と最終利回り4.5%で発行された。
ロッテツアーは、転換社債の発行で調達した総額794億ウォン(約76億円)を940億ウォン(約90億円)相当まで調達し、さらにシニアローンおよび劣後ローンを合わせた計7000億ウォン(674億円)を追加したと言われている。
近くのロッテホテル済州からカジノ事業の移転承認を待っている間、2020年12月18日に非ゲーミングリゾートとしてオープンした14億米ドル(約1,526億円)をかけ建設された済州ドリームタワーは、38階建て、169メートルの高さを誇る済州島で最も高いビルである。
5つ星ホテルのグランドハイアット済州の他に、ショッピングモール、14軒のレストラン及びバー、屋外プールデッキ、ラウンジ付きの最上階スカイデッキ、2つのスパを備えている。
移転により、現在のゲーミングスペースはほぼ5倍の5,000㎡以上に拡張されることとなり、ゲーミングテーブルが5台から150台、51台であったマシンが300台に増設される予定である。