サンズ・チャイナが、社員による1分間の黙とう、そしてマカオリゾートの外の電光掲示板に弔意メッセージを表示することで、創業者であり会長兼CEOのシェルドン・アデルソン氏を追悼した。
87歳のアデルソン氏は(ラスベガス時間)月曜、非ホジキンリンパ腫の治療に関連した合併症によって死去した。がん治療再開のためにラスベガス・サンズとサンズ・チャイナでの役割を休職することを発表してからたった数日後のことだった。
サンズ・チャイナは(マカオ時間)水曜早朝に、従業員に向けて、「当社創業者で最高経営責任者のシェルドン・G・アデルソン氏死去への深い悲しみを表すために、本日追悼イベントを行うことを決定しました。正午に一旦仕事の手を止め、起立して、1分間の黙とうに参加してください。この時間は、カジノゲームなどの全てのレクリエーション活動を停止します」と通知した。
ザ・ベネチアン・マカオやザ・パリジャン・マカオなどの同社の統合型リゾートの外の掲示板には、アデルソン氏を追悼するメッセージと共に、「いつまでも忘れません」という言葉を表示した。
また、マカオ特別行政区政府も、アデルソン氏のマカオの発展への貢献を称え、水曜、以下の声明を発表した。
「マカオ特別行政区(SAR)は、サンズ・チャイナから、創業者であり会長兼最高執行責任者のシェルドン・ゲイリー・アデルソン氏が本日病気によってお亡くなりになったとの連絡を受けました。
アデルソン氏のリーダーシップは、マカオでのサンズ・チャイナの発展を促進してきました。マカオ特別行政区政府は、アデルソン氏の訃報に接し、深い悲しみを感じておりますとともに、ご遺族の皆様に謹んでお悔やみを申し上げます」。