マカオは大晦日、2020年に別れを告げる3万人以上が入境口を通過し、昨年1月以降で最も多い1日当たり旅客数を記録した。
マカオ政府観光局が火曜に発表した数字によると、2020年12月31日、30,747人がマカオに到着し、マカオグランプリ開催中であった11月20日の28,247人、そしてクリスマスの27,755人を上回った。
2020年12月31日から2021年1月3日までの4日間の平均は21,242人で、そのうちの19,629人が中国本土から、1,368人が香港からの旅行客だった。
旅客数は、2020年1月の85万人、1日当たりでは約92,000人から、新型コロナの影響で2月には156,394人、1日当たり5,585人にまで低下した。5月にはたった16,133人、1日当たり520人にまで落ち込んだものの、中国が8月から個人訪問スキームを再開させて以降は着実に改善している。
政府観光局はまた、年末年始の期間中にホテル客室稼働率が70%近くに達したことも明かしており、12月31日から1月3日の間の3つ星ホテルの稼働率は73%だった。
マカオのホテルは合計で67.2%の稼働率を報告しており、12月全体の平均よりも15.1%、11月よりも23.2%高い数字となった。5つ星ホテルの稼働率は67.6%、4つ星ホテルは69.9%だった。平均客室単価の1,127.60パタカ(約14,500円)も12月全体の数値より21.7%高い結果となった。