IR(統合型リゾート施設)誘致について、長崎県佐世保市は19日の市議会特別委員会で、官民でギャンブル依存症などの対策を協議する「九州・長崎IR安全安心ネットワーク協議会」の準備会を早ければ月内にも設置すると説明した。長崎新聞が伝えた。
同協議会は、県と同市、周辺自治協議会、医療機関、社会教育関係団体、警察署、IRを整備・運営する事業者などで構成し、ギャンブル依存症、治安維持、青少年健全育成、組織犯罪対策について課題の検証と改善を図る。準備会を設置後、来年以降に体制を固め、具体的に取り組む。長崎県は9月28日、県議会・総務委員会にて、10月にカジノの懸念事項対策の官民共同体制構築の準備会を設置するとしていた。