ウィン・リゾーツは、取締役会の新たな独立役員にエンターテインメント、メディアおよびスポーツの専門家であるダーネル・ストローム氏を任命したことを発表した。
クリントン元大統領時代には日程局副局長として、ジョン・ケリー上院議員とは大統領選挙戦で、そしてオバマ前大統領時代はホワイトハウスエンターテインメント顧問として政治の世界に身を置いていたストローム氏は、2018年以降にウィン・リゾーツの刷新された取締役会に加わった人物としては5人目となる。同氏の任命は2020年10日14日に効力が発行した。
(アジア時間)火曜早朝に出された声明の中で、ウィンは、ストローム氏の「数十年にわたるエンターテインメント、メディア、スポーツでの経験と、これまで彼が構築してきた関係は、当社にとって大きな利益となるだろう」と述べた。
ストローム氏は現在、国際的なタレントおよびエンタメ企業大手のユナイテッド・タレント・エージェンシーで文化・リーダーシップ部門のパートナー兼ヘッドを務めており、一流クライアント向けに、メディア、スポーツ、エンターテイメント、音楽、ファッション、アート、ブランディングおよびソートリーダーシップのプラットフォームにわたって、文化およびビジネス上の影響力拡大を目指す同エージェンシーの取り組みを率いている。
以前は、クリエイティブ・アーティスツ・エージェンシー(CAA)のエージェントを務めており、テレビ、映画、出版、デジタルコミュニケーションそしてテクノロジーなどのプラットフォームにわたって戦略を立て、個々のアーティストやトップブランドなど主要顧客との関係を構築していた。
ストローム氏はまた、CAA基金で幹部も務め、アーティストや大企業に慈善活動や向社会的取り組みに関するアドバイスを行なっていた。
ウィン・リゾーツはごく最近、ベッツィー・アトキンス氏、ディー・ディー・マイヤーズ氏、ウェンディ・ウェブ氏の3人の女性メンバーを取締役に任命しており、、2018年にはスティーブ・ウィン氏のセクハラ事件を受けて会長としてハラ―の元トップであるフィル・セートレ氏を迎えている。