韓国で外国人専用カジノを運営するグランド・コリア・レジャー(GKL)では、新型コロナウイルス感染症が継続して来場者数に影響し、8月のカジノ売上が前年比75.9%減、前月比で10.9%減となる127億6,000万ウォン(約11.4億円)に落ち込んだ。
5月6日にカジノを再開して以降ここ数カ月は緩やかな改善を見せていた同社だが、8月を通じて再び売上が鈍化し、テーブルゲーム売上高は前月比5.4%減の110億4,000万ウォン(約9.8億円)、そしてスロット売上高は31.9%減の17億2,000万ウォン(約1.5億円)に減少した。
2020年1月から8カ月間、GKLのカジノ売上高は前年比50.0%減の1600億2,000万ウォン(約142.5億円)、テーブル・ドロップは前年比60.0%減の1兆1,900万ウォン(約1,100億円)となった。
GKLはセブンラックブランドの下でソウルで2軒、釜山で1軒のカジノを運営する。
同社は最近、2020年4-6月期に売上が80.2%減少し、235億6,000万ウォン(約21億円)の損失が出たことを報告していた。