2020年上半期にマカオを訪れた人の数はたった3,268,900人に落ち込んだ。19年上半期の2,030万人からは83.9%の減少となる。
マカオ政府統計調査局(DSEC)が月曜に公表した情報によると、新型コロナウイルスによる旅行と入境の制限が原因となったこの減少の中でも特に、中国本土からの訪問客数が83.6%減の2,339,589人、そして香港(652,522人)と台湾(81,628人)からの訪問客も80%以上減少した。その内訳は日帰り客が1,723,218人、宿泊客が1,545,682人、それぞれ84.0%と83.7%の減少だった。
旅客数が特に少なかったのが20年第2四半期だった。広東省が3月27日から入境制限を導入し、それによって6月には訪マカオ旅客数は前年同月の310万人と比べて99.3%という大幅減少となった。入境制限は先週緩和された。
DSECは、5月よりも6月の方が日帰り客の割合が多く、合計の58.5%を占めていたと述べた。平均滞在日数は3.9日短くなった。
6月の中国本土からの旅客数は前年比99.0%減の21,067人(全体の93.4%)に落ち込み、グレーターベイエリア(粤港澳大湾区)の珠江デルタ9都市からの訪問客数は11,235人だった。香港からの訪問客数は1,142人、台湾からは326人のみだった。