香港に上場するゲーミング投資会社のインターナショナル・エンターテインメント(IEC)が、フィリピンにある子会社、マリーナ・スクエア・プロパティーズが、ゲーミング規制当局のPAGCORに、マニラで統合型リゾートを開発するための暫定ライセンスを申請する予定であることを明かした。
水曜の報告書の中で、IECは、「フィリピン・マニラ市でのカジノの設置・運営および統合型リゾート開発によって、既存のホテル敷地、施設およびサービスを拡張・アップグレードする計画だ」と述べた。
具体的な場所の名前は明かされなかったものの、マリーナ・スクエア・プロパティーズの主要資産は、以前はニューワールドマニラベイホテルとして知られていたニューコーストホテルマニラあり、そこで同社はPAGCORにゲーミング営業用のスペースをリースしている。
IECの報告書によると、マリーナ・スクエア・プロパティーズは今週、マニラ市に、そのような開発に異議を申し立てないことを記載した異議なし証明書(Letter of No Objection)と市議会決議(City Council Resolution)を発行するための承認(「政府の承認」)を求める書面による要請書を提出した。異議なし証明書と市議会決議はPAGCORが暫定ライセンスを発行するための要件。
同社の野心的な統合型リゾート計画のニュースが明らかになったのは、IECが、2018年11月に取得したウィガン・アスレティック・フットボール・クラブの売却を完了してからたった2週間後のこととなる。IECはアジアの大半の地域においてポーカースターズブランドの下でライブポーカーイベントを運営する権利も所有している。