ゲンティン・シンガポールが、シンガポール取引所の上場規則が最近修正されたことを受けて、今後、四半期ベースでの財務情報の発表を行わないことを発表した。
代わりに、費用、時間、手間を考慮して、ゲンティン・シンガポールは、「四半期報告を継続せず、代わりに当社および当グループの財務諸表は半期ベースで発表することに決めた。従って、当社は即時発効で四半期報告を廃止し、次回の業績発表は2020年6月30日期の中間報告になる」と述べた。
同社は、第1および第3四半期業績に関して株主に自主的に四半期事業アップデートを提供する予定であることを付け加えた。しかしながら、同社は「取締役会は、強化された情報開示要件の順守と合わせて、半期ベースで決算報告を行い、自主的に四半期事業アップデートを提供することが、株主にとって当グループの現況を把握し続けるのに充分であると考えている」と述べた。
ゲンティン・シンガポールは最近、2019年12月31日までの3カ月間に、リゾートワールド・セントーサでカジノ収益が13%減少するなど、収益が6億720万シンガポールドルへと前年比で9%減少したことを報告していた。