韓国のカジノ、江原ランドの事業者たちは、韓国国内で新型コロナウィルスの流行が拡大し続ける中、ゲーミング営業とその他施設の一時営業停止を、3月8日日曜日まで1週間延長することを発表した。
国内で韓国人がギャンブルを許可されている唯一のカジノである江原ランドは当初、2月23日日曜日から2月26日水曜日までの3日間、ゲーミング営業を停止していたが、その後休業期間を2月29日までさらに3日間延長していた。
金曜、同社は、同カジノが少なくともさらに8日間、3月8日午前6時まで営業停止を続けると発表し、それによって休業期間は丸2週間となる。
江原ランドはまた、ホテル、コンドミニアムおよびスキーリゾートも同じ8日間、休業することを発表、一方で家族向けテーマパーク「ウォーターワールド」はさらに12日長い3月20日まで休業することを明かした。
同社ウェブサイト上の、および韓国取引所に提出した通知の中で、江原ランドは、同社の従業員またはゲストの中で新型コロナウィルスへの感染者は確認されていないものの、営業停止は「顧客の安全を最優先するため」に計画されたと述べた。
そうは言うものの、韓国では感染者数が急増を続けており、過去2日間で1,000人以上の新規感染が確認されている。国内の合計感染者数が3,500人以上にのぼっていることを考えると、来週までにカジノ営業が再開される可能性はかなり低い。
江原ランドは以前、6日間のカジノ閉鎖による損害額をおよそ220億ウォン(約20億円)と予想していたが、その数字は増加の一途をたどっている。