今年のジャパンゲーミングコングレス(JgC)は東京で開催されない。主催者のクラリオン・イベンツは月曜、年に一度のこのイベントは代わりに、2020年6月8日9日にマニラで行われるICEアジアおよびSiGMAアジアの一部として開催されることを発表した。
JgCが元々のホームであるコンラッド・東京では今後はもう行われないという噂を認めたクラリオンは、同イベントをICEアジアに組み込むことは、これまででアジア最大のゲーミング見本市を作るという同社の目標と一致していると述べ、ICEアジアは日本のIRゲーミングセクターの発展と共に、アジア全土の統合型リゾートおよびカジノ業界が直面する問題に注目するとした。
ICEアジアのイベントディレクター、スチュアート・デイカー氏は、「ICEアジアはこの地域のゲーミング業界に向けて、世界レベルのテクノロジーと新たな視野を提示する。我々は、ICEの名を冠したイベントから皆さんが期待するもの全てを届けると同時に、アジア全土の現地ゲーミングコミュニティを活性化している」とコメントした。
ジャパンゲーミングコングレスは、2014年に単発のイベントとして初開催され、その後2017年5月に再び開催されてからこれまでに、アジアゲーミング界の年間カレンダーで毎年恒例のイベントになっていた。