ゲーミングの世界的大手、サイエンティフィック・ゲームズが新たに3人を幹部に加えたことを発表した。アリストクラートの元幹部、マット・ウィルソン氏は、ゲーミング部門エグゼクティブバイスプレジデント兼グループ最高責任者に就任した。
以前アリストクラートのアメリカ大陸社長兼業務執行役員を務めていたウィルソン氏は、2020日3月1日付でサイエンティフィック・ゲームズに加わる予定で、同社はウィルソン氏を「2桁成長を達成し、新規のビジネスチャンスをフルに生かし、強固な顧客関係を構築することで定評のある実績ある業界のリーダー」と説明した。
他にアリストクラートに加わるのが、2020年2月1日からゲーミング最高商務責任者という新しい役職を担うことになるシボーン・レイン氏。レイン氏は業界で12年以上の経験を持ち、「高いパフォーマンスを生み出すチームの構築と魅力的な文化の形成に焦点を置きながら、強固な戦略上および実行上の団結を通じて優れた業績を生み出すことに置いて実績がある」
以前はカーギルの事業運営およびサプライチェーン部門の財務担当バイスプレジデントを務めていたコニー・ジェームス氏は、2020年1月6日付ですでに最高財務責任者に就任しており、元グループCEOのデリック・ムーベリー氏は戦略アドバイザーの役割に移行し、新首脳陣を支えているとサイエンティフィック・ゲームズは説明した。
サイエンティフィック・ゲームズの社長兼CEOのバリー・コトル氏は、「これまでに既存のリーダーたちを補完する素晴らしい首脳陣と才能を集めてきており、この素晴らしい組織をさらに強化し、将来の可能性を実現していく。我々はプレイヤーがパートナーが気に入るような素晴らしいゲームや製品を作ることに強い決意を持っている。情熱ある人間の強固なチームというのは、あらゆる偉大なビジネスの基礎であり、ゲーミング・エンターテイメント業界における世界のリーダーとしての当社の立ち位置をさらに固めてくれるだろう」とコメントした。