1月10日、長崎県佐世保市(アルカスSASEBO)にて、「IRについて知ろう!考えよう!特定複合施設(IR)セミナー」(主催/長崎県・佐世保市IR推進協議会)が開催された。
同セミナーは、地域住民にIRについて理解を深めてもらうことを主眼としたもので、今年度8回目の県民セミナーとなる。冒頭に朝長佐世保市長の挨拶があり、IR誘致に向けた熱い思いを語った。
講師には、鎌田祥史氏(有限責任あずさ監査法人 シニアマネージャー 公認会計士)、菊森淳文氏(公益財団法人 ながさき地域政策研究所 理事長)らを迎え、それぞれの専門的見地から、日本型IR、九州・長崎IR、懸念事項対策等について詳しく説明した。事業者の公募・選定の考え方や区域認定申請に向けたスケジュールなどの県の取り組みについては、県の担当者から説明がなされた。
IAGの取材に対し、県の担当者は「セミナーでは2名の方からご質問をお受けし、ギャンブル依存症など懸念事項について質問がなされた。平日にもかかわらず133名の参加があり、3名の登壇者の話に真剣に耳を傾けていただき大変有意義なセミナーとなった」と語ってくれた。