道がカジノを中心とする統合型リゾート(IR)の誘致を巡り、実施方針の策定などに関するコンサルタント料を4億5千万円規模と試算していることが分かった。北海道新聞が報じた。
鈴木直道知事が誘致を決断した場合、関連予算案を26日開会予定の第4回定例道議会に提出する方向で検討。道は6月の第2回定例道議会でも2億円程度の予算案提出を検討していたが、知事が判断しなかったため見送られていた。知事の誘致の是非に関する決断は26日に開会予定の第4回定例道議会中に行われるとみられる。知事が誘致の決断をしなかった場合は予算案は見送られる。
優先候補地である苫小牧の市議会では先月の臨時会で、IR(統合型リゾート)候補予定地などの環境影響評価(アセスメント)に充てる費用として、約1,800万円を盛り込んだ補正予算を可決している。
道は、12日の道議会決算特別委員会で、統合型リゾート施設(IR)に関し、苫小牧市内の敷地の環境影響評価(アセスメント)について「一般的には3年程度かかる」との見通しを示したばかりである。