フィリピンの投資会社、アライアンス・グローバル・グループ(AGI)は、同社が持つフィリピンの統合型リゾート、リゾートワールド・マニラ(RWM)が2019年9月30日までの9カ月間の連結純収益49%増の164億比ペソ(約350.58億円)、そしてEBITDAが27%増の41億比ペソを計上したと話す。
AGIは、RWMの運営会社、トラベラーズ・インターナショナル・ホテル・グループをゲンティン香港と共に運営する合弁事業パートナーで、2019年10月21日にフィリピン証券取引所から上場を廃止した。
AGIは木曜、第3四半期と9月までの9カ月間両方のグループ全体の収益を発表し、9月までのRWMのGGRが209億比ペソへと52%のプラス成長となり、「VIPセグメントでの持続的な回復、マスビジネスの堅調な伸び、ホールド率の改善、そしてRWM複合施設への人の往来の増加に後押しされた」と述べた。
業績に関するこれ以上の内訳は明かされていない。
AGIはまた、トラベラーズ・インターナショナルの下で最近RWMにオープンしたヒルトン・マニラ・ホテルとシェラトン・マニラ・ホテルによってホテル客室数が増加したことに支えられて、同社のホテル事業がこの9カ月間に収益を59%伸ばし、54億比ペソとなったことも明かした。