韓国トップの外国人専用カジノ事業者、パラダイスは2019年9月30日までの3カ月間に、売上が30.4%のプラス成長となったことに後押しされて、会社の株主に帰属する利益が前年比626.3%増の342.1億ウォン(約32.22億円)にのぼったことを報告した。
パラダイスは、19年第3四半期、売上高が2,743.8億ウォンに達したと述べ、利益は18年第3四半期の47.1億ウォンから増加、そして前四半期の20.6億ウォンの損失からプラスに転じた。
しかし、国営の外国人専用カジノ事業者、グランド・コリア・レジャー(GKL)にとってはあまり良い結果とはならなかった。同社では株主に帰属する純利益が前年比4.1%減の252.9億ウォンへと落ち込んだ。売上は1,333.6億ウォンと2.3%の微増を示していたにも関わらずこのような結果となった。
2019年9月までの9カ月間の純利益は23.7%減少して540.8億ウォンとなった。
韓国観光公社の子会社であるGKLはセブンラックブランドの下でソウルで2軒、そして釜山で1軒のカジノを運営する。
パラダイスは、パラダイスウォーカーヒル、済州グランド、釜山カジノそして仁川の統合型リゾート、パラダイスシティの4つのカジノを運営する。