フィリピンのゲーミング規制当局、PAGCORは、2019年1月からの9カ月間のゲーミング粗収益が昨年同期間から10.9%増加して、557.7億比ペソ(約1,189億円)となったことを報告した。
水曜にウェブサイトに掲載されたPAGCORの直近の損益計算書によると、同期間の利益は49.7億比ペソ(約105.8億円)に達しており、2018年の同じ9か月間に発生した利益375.9億比ペソからは大幅に減少しているものの、昨年の数値はソレアを所有・運営するブルームベリー・リゾーツへの土地売却によって押し上げられたものだった。
PAGCORの経費には憲章で定められた経費、具体的に50%の政府割当および5%のフランチャイズ税の292.8億比ペソなどがあった。またPAGCORは、企業の社会的責任の計画におよそ120億比ペソ、そして事業費として113.8億比ペソも支払っている。
9カ月間のゲーミング収入には、ライセンスを持つカジノからの211.1億比ペソと、POGOからの40億比ペソが含まれていた。