マカオのカジノ投資会社、サクセスユニバースは、2019年上半期に株主に帰属する利益が230%増加したことを報告した。この背景にはマカオの統合型リゾート、ポンテ16に関係する関連会社の利益でのシェア増加があった。
グループの利益は、18年上半期の1,470万香港ドル(約1億9,834万円)に対して19年同期間は4,870万香港ドルとなり、ポンテ16が貢献した5,660万香港ドルは他の要報告セグメントでの損失を優に相殺した。
マカオの内港のウォーターフロントに建つポンテ16は、サクセスユニバースがSJMのライセンスの下で運営し、98台のゲーミングテーブル、7台のハイリミットテーブルそして4台のVIPテーブルを含む109台のゲーミングテーブルを設置している。ポンテ16のゲーミングの業績の全体内訳は明かされていないものの、同社はこの期間にGGRが6%増加しマカオ全体のGGRを上回ったと述べた。
19年上半期の調整後EBITDAはおそよ20%増の2億610万香港ドルに達し、同時にソフィテル マカオ アット ポンテ 16 ホテルはこの期間、90%近い客室稼働率を維持した。
サクセスユニバースはまた、香港で不動産投資ポートフォリオを保持し、カナダではJade Travelという旅行代理店も運営している。