ゲンティン香港とリゾートワールドマニラを運営するアライアンス・グローバル・グループの合弁会社、トラベラーズ・インターナショナル・ホテル・グループが、ゲーミングスペースの拡張とホテル客室の増設を背景に、19年前期のゲーミング粗収益が135.4億比ペソ(約273億円)へと50.3%増加したことを報告した。
今年前半の6か月間で最も大きな推進力となったのはVIPで、36台のテーブルの追加によってテーブル・ドロップ(掛け金)が1,862億比ペソ(約3,757億円)へと66.8%増加した。VIPウィンは、約61.5億比ペソ(約124億円)だった。
マステーブル・ドロップも91億比ペソ(約183億円)へと16.8%増加し、ウィンはおよそ30.5億比ペソ(約61.5億円)にのぼった。同時にスロットマシンの平均台数が1,449台から1,822台に増加したことでスロットマシン売り上げが676.2億比ペソ(約1364.5億円)へと32.0%増加した。
トラベラーズは、今回の業績はヒルトン マニラとシェラトン マニラで747室の新しい客室がオープンしたことに後押しされたと述べ、リゾートワールドマニラへの1日の平均訪問者数は18年前期の25,670人から35,626人に増加した。
2019年6月30日までの6か月間のEBITDAは28.9億比ペソ(約58億円)へと83.3%増加し、純利益は8億4,260万比ペソ(約17億円)となった。