米部族カジノのフォックスウッドが、ジョン J.・ジェームス氏を新社長兼CEOに任命した。今回の任命は前任者であるフェリックス・ラパポート氏の突然の逝去から12か月後に行われた。
現在カリフォルニアにあるモロンゴ カジノ リゾート スパで最高執行責任者を務めるジェームス氏は、8月12日付でコネチカット州に位置するフォックスウッズの実権を握ることになる。
マシャンタケット・ピクォート族のロドニー・バトラー会長は、「過去10年間でフォックスウッズは、お客様ファーストの体験を常に追い求めることで伝統的なゲーミングモデルを変化させ、本当の意味で全てが揃った唯一のリゾート施設になることができた。ジョンにはイノベーションでの素晴らしい実績があり、当社が今後もお客様に対してそのコミットメントを持ち続け、興奮と驚きを与えるリゾートをお届けするというビジョンを達成し、その情熱をより強いものにしていくためにはまさにうってつけのリーダーだ。ジョンは当社の価値観や信条を完璧に表しており、我々はフォックスウッズの未来を共に引っ張っていく準備ができている」と述べた。
フォックスウッズは以前に日本でのIRライセンス入札への関心を示唆しており、ラパポート氏は2018年のジャパン・ゲーミング・コングレスでInside Asian Gamingに対して日本へのビジョンを明かしていた。しかしながら、そのたった1か月後の2018年7月に同氏が逝去したことで同社の日本での活動は鳴りを潜めている。