マカオの金融情報弁公室からの統計によると、2019年最初の6か月間にカジノ事業者が提出した疑わしい取引の届け出(Suspicious Transaction Reports:STR)の数は前年比で14.4%低下した。
カジノからのSTR合計数は1,128から966に減少し、全業界を通じてのSTRが37.1%減少するという街全体の傾向が継続している。特に金融機関や保険会社は昨年同期間に617の報告があったのに対して今年の前半の疑わしい届け出は381に留まった。
カジノのSTRが減少した一方で、マカオの全てのSTRでカジノが占める割合は昨年前半の51.6%から70.2%に増加している。