不動産投資会社のベルコープと、メルコリゾーツのシティー オブ ドリームス マニラの合弁パートナーである同社のゲーミング子会社、プレミアム・レジャー(PLC)がフィリピンに2つ目のIRを開発することに関心を持っていると認めた。2つ目のIRはマニラ以外になる可能性もある。
そのような拡大を視野に入れているというニュース報道を受けて水曜にフィリピン証券取引所が同社に確認を行ない、それに答える形でベルコープは、マニュエル A.・ガナ代表取締役兼CEOの以前のコメントに賛同した。しかしながら同社は「ベルまたはその子会社であるプレミアム・レジャーが統合型リゾートの2つ目のライセンスをPAGCORへ申請するということに関してはまだ調査段階であり、現時点では具体的な計画は一切ない」と付け加えた。
今週行われたベルの年次株主総会後に報道陣に対して、ガナ氏は、同業者であるカジノ事業者、ブルームベリー・リゾーツが近くケソン市に2つ目のソレアIRを開発することに言及した。
同氏は「(ブルームベリーが)それを行なったなら、公平性の面から見て我々にもPACGORに2つ目のライセンスを申請する権利があるだろう。間違いなくそれについては考えている。ソレアがケソン市のカジノをオープンさせれば、手続きがより簡単になると予想している…重要なのは、変化する経済や政治の状況に柔軟に対応しながら開業の許可をを求めていく必要があるということだ。現時点の希望はライセンスの獲得だ…柔軟な対応の準備はできている。事実、地方にはメトロマニラ、またはクラークよりもさらに良い場所がある」と語った。
PLCのウィリー・オッシャー会長からの同様のコメントを受けて出された水曜の別の発表では、「プレミアム・レジャーは常に拡大の機会にオープンな姿勢でいる。しかし、シティー オブ ドリームス マニラの拡大については調査段階にすぎず、まだ具体的な計画は一切立てていない」と説明している。