昨年9月に閉鎖を余儀なくされた中国がテーマのラスベガス・ストリップのカジノ、ラッキードラゴンが3,600万米ドル(約40億2,927万円)で売却された。
ラスベガス・レビュージャーナルは、現地の建設機器会社、アハーン・レンタルズ(Ahern Rentals Inc)のドン・アハーン会長兼CEOがラッキードラゴンを購入し、施設をMICEスペースを備えたゲーミングの無いホテルへと変える予定だと伝えている。アハーン氏はまた、「ラッキードラゴン」の名称も廃止すると断言した。
2016年末に、はっきりと中国テーマを打ち出した高級施設としてオープンし、カリフォルニアの巨大アジア人コミュニティとアジアからの観光客を主なターゲットとしたラッキードラゴンは全く勢いに乗ることができず、たった14か月間でカジノ営業を停止した。2018年9月にその扉は永遠に閉ざされることになった。
この施設は、ラスベガス・ストリップで計画された中国がテーマの2軒のカジノリゾートの1つとして大々的に宣伝されていた。もう1件は現在建設中のゲンティンによる40億米ドルのリゾート・ワールド・ラスベガスで、2020年のオープンが予定されている。