ゲンティン・グループのリム・コック・タイ会長兼CEOは、今週普通株の権利を4回確定し、その引き渡しが行われたことで、マレーシアの子会社、ゲンティン・マレーシアでの持ち株比率が50%に近づいたことを明かした。
月曜の報告書の中で、ゲンティン・マレーシアは、リム会長が合計で5,863,548株の普通株式を受けとったことで、直接保有分が発行済み株式の0.354%となる20,003,648株へと増加したことを発表した。会長は、みなし保有で発行済み株式数の49.472%にあたる2,796,992,189株の普通株式も保有している。
その結果、2019年3月25日時点の合計保有比率は49.826%にのぼる。
リム会長が新たに取得した株式は、同社のパフォーマンス・シェア・プランによって2016年3月、2017年3月、そして2018年3月に付与された株式となっている。
ゲンティン・マレーシアは、マレーシアの旗艦IRであるリゾーツ ワールド ゲンティン、イギリスにある41の施設、そしてリゾーツ ワールド ニューヨークシティ、そしてリゾーツ ワールド ビミニを管理している。同社は先週、イギリスの高級カジノ、マキシムズを売却している。
リム会長はInside Asian Gamingが毎年発表しているアジアのゲーミング業界で最も影響力のある50名のランキング「アジアンゲーミングパワー50」で、2018年4位に選ばれていた。