苫小牧市を軸にIR誘致の候補地として注目されている北海道で5日に「統合型リゾートセミナー」が開催されている。日本経済新聞社が主催したもので、IR事業に関心を持つ企業や、誘致を目指す自治体から定員の200人を上回る367人が札幌市内に集まり、IR開発が地域経済に及ぼす波及効果や社会的影響について話し合った。
地方創生に力を入れる自民党有力議員の石破茂衆院議員は講演で「IRは決して国が押しつけるものではない。地域が自ら考えて発展につなげていくものだ」と話した。
協賛社としてハードロック・ジャパン、ラッシュ・ストリートなど海外IR事業者5社が参加した。北海道のIR誘致に関しては4月の知事選が大きなカギを握る。