マカオのゲーミング事業者サンズ・チャイナは同社のレストランでのフカヒレの提供を禁止した。
火曜に行われた記者発表の中で同社は、この禁止は2019年1月1日から実施されており、マカオの同社のいずれかの統合型リゾートににある、内部および外部の全飲食店に適用されることを明かした。
この取り組みは、サンズ・チャイナの親会社であるラスベガス・サンズのグローバルサステナビリティ戦略「サンズ・エコ・360(Sands ECO360)」の一環で、サンズ・エコ・360では緑の建築、環境に配慮した運営、グリーンミーティングおよびイベント、そしてステークホルダーエンゲージメントおよび奉仕活動という分野での責任ある事業運営を組み込むことを目標としている。
サンズ・チャイナのリゾート運営開発部シニアバイスプレジデントのマーク・マクウィニー氏は「このフカヒレの提供禁止は、当社の事業運営による環境への影響を継続して削減していくという我々の固い決意を反映している。
業界のリーダーとして、自分たちの活動が顧客やビジネスパートナーの心を動かし、彼ら自身のサステナビリティ活動において励みとなることを願っている」と語った。
サンズ・チャイナの最近の環境活動には、こちらも今年から実施されている会社全体でのプラスチックストローの使用禁止が含まれている。