大阪への熱い”ラブコール”を大阪府の松井一郎知事も大歓迎した。ままならない議会運営とは対照的に、海外のIR事業者5社が相次いで表敬訪問していることに「本気度が伝わって来る。ビジネスを考えると交渉相手が多い方が、こちらは良いものを求めることができる」と話した。大阪の地元紙、大阪日々新聞が報じた。
昨年12月から今月16日にかけて、日本MGMリゾーツやメルコなど米国やシンガポール、香港の計5事業者が松井知事や大阪市の吉村洋文市長を訪問。松井知事は「交渉相手が多いということは、それだけ各事業者が切磋琢磨するということ。こちらも大阪の成長に貢献する所を選ぶことができる」と強調した。
府・市は春ごろから独自に事業者に対してプランの公募を行う予定。松井知事は吉村市長や経済界、有識者の意見を踏まえた上で「夏までにある程度の絞り込みをしたい」と語った。府・市は2024年のIR開業を目指している。