フーコック島のコロナリゾートアンドカジノは、今週末オープンすると報じられており、地元住民がギャンブルを楽しめるベトナム初のカジノとなる。
コロナのウェブサイトによると、オープン時にはバカラ、ルーレット、ブラックジャック、シックボー(大小)そしてポーカーシリーズの100のゲーミングテーブルと、1000のスロットマシンを有する。また、「プライベートスカイカジノ」経由のVIP施設、カラオケそして3つのレストランも提供する。
地元住民も楽しめるカジノのニュースは、2016年末に政府が3年間の試験的なプログラムの下でこれを実施することを発表したことで明らかになった。そのプログラムとは、政府が選択した特定の3つのカジノで一定の条件を満たした地元住民によるギャンブルを許可するというものだ。他の2つの施設には、ベトナム企業のサングループによってハノイ近郊で開発が行われているもの、そしてもう一つはヴァンドン特別行政経済区にあるものが含まれる。
地元住民は21歳以上、1000万ドン(約4万7千円)以上の収入があること、そしてギャンブル入場料を支払わなければならない。
コロナはオランダ企業のアップフィニティ・ゲーミング・マネジメントによって運営されており、米国の有名建築事務所、スティールマン・パートナーズによって設計されたと言われている。