マカオのマスマーケットバカラが2018年12月31日までの3か月間、街全体のゲーミング粗収益(GGR)の成長をけん引し、収益が前年比18.7%増の279億マカオ・パタカとなった。
マスバカラがVIP部門よりも大きな成長を見せた18年第3四半期の増加傾向が続き、年間のマスマーケットバカラの収益を2017年から21.5%増の1024億パタカまで押し上げた。
VIPバカラはマカオの総GGRの半分に貢献し続け、同期間のGGRは四半期収益の53.2%に相当する420億パタカにのぼった。しかしながらその数字が意味するのは、2017年第4四半期のVIP収益406億パタカから前年比でたった3.4%の増加というものであった。
2018年度全体のVIPバカラのGGRは10.2%増の1661億パタカとなった。
マスバカラはまた18年第3四半期から9.8%の増加となり、その一方でVIPバカラの伸びはさらに鈍化し4.7%となった。
スロットマシン収益は18年第4四半期に前年比8.3%増の39億パタカとなり、マカオ全体のスロットマシンの数は15,622台から16,059台へと増加した。