メルコリゾーツ&エンターテインメントが2020年初頭にマカオの統合型リゾート、スタジオシティでのVIPゲーミングの提供を停止するという驚きの決断を下した。
火曜、SECとともに提出された声明の中で、スタジオ・シティ・インターナショナル・ホールディングスはメルコの子会社スタジオシティ・エンターテイメントからVIPローリングチップを2020年1月15日に停止すると伝えられたと述べた。
この決定は、スタジオシティが当初マス(一般客)専用の施設として2015年にオープンし、その後VIPプレイを導入してからたった2年と少しが経ったところで行われた。
メルコは施設にとって忙しい時期に下されたこの決定について理由を示していない。
メルコがスタジオシティの既存施設に完全にゲーミング以外の拡張を行う予定の、スタジオシティフェーズ2建設の完了に2021年7月24日までの期限を与えられたことが、2018年中頃に発表された。
同社はまた昨年IPOを開始し、後に4億670万米ドルの利益を公表した。メルコはその資金を、スタジオシティの株式の60%を保有する同社の子会社MSCコタイが新規発行した株式の取得に使用する予定であったと述べた。MSCコタイはその流れで、それらの資金を負債の返済に使用すると思われる。
スタジオシティは、18年第3四半期にVIPローリングチップで51億米ドルを得ており、2017年同期間と同じ水準をキープしていた。