マカオのゲーミング規制当局、警察幹部そして政府幹部は、コンセッション保有6社に緊急時の反応時間を改善するために警備員の訓練を強化するよう要請した。
ギャラクシー・マカオの外で3人の男がもみ合いとなり、警察官が威嚇射撃を行った今月初旬の事件を受けて、「ホテル・カジノ安全対策会議」と呼ばれる先週後半の会議で行動喚起が促された。男たちは、禁止エリアでの喫煙を止めるよう求められた際、怒りをあらわにした。
マカオのコンセッション保有者、DICJ、マカオ警察そして司法警察の代表が参加したこの会議では、オペレーターに対して、新しい警備員の訓練の強化、緊急対応ガイドラインの作成そしてホテル内のビデオ監視システムの数と質の改善を含む警備機能の向上が呼びかけられた。
1月3日の事件では、警備員が警察官に十分に迅速な支援を行わなかったことが指摘された。
政府の声明によると、マカオのコンセッション保有者は、今後の緊急時には警察に対して迅速な支援を提供できるよう、さらに多くの警備員を配置することに同意した。
Inside Asian Gamingが前回報じたように、マカオの黃少澤(ワン・シオ・チャック)保安局局長は先週、威嚇射撃を行った警察官を擁護し、警察官の行動は状況的に必要であったと述べた。