韓国のパラダイスでは、2月、好調なホールド率に助けられてカジノ売上高が前年比で16.2%増加し643億ウォン(約58億円)にのぼった。
この結果は、韓国の外国人ゲーミング市場にいる主なライバルたちよりも幾分好調なように見える。グランド・コリア・レジャーは今週初めに、2月の来場者数およびテーブル・ドロップ(掛け金)の大幅減を報告していた。反対に、パラダイスは前年とほぼ同じ4940億ウォン(約447億円)のテーブル・ドロップを報告した。
しかしながら、パラダイスは来場者数を明かしておらず、2月の売上高が1月からは9.9%の減少となっていることから、新型コロナウィルスの影響が忍び寄っている兆候が見られている。テーブル・ドロップ(掛け金)もまた、1月の水準からは8.6%低い、5403.1億ウォンとなった。
それでもなお、2020年初めの2カ月間の合計カジノ売上高は、昨年の同じ期間と比べて21.8%増加し、1357億ウォンにのぼった。
パラダイスは、仁川にある統合型リゾート、パラダイス シティの他に、パラダイス・ウォーカーヒル、済州グランドそして釜山カジノの3つのカジノを韓国で運営している。