中国公安部が発表した情報によると、中国およびカンボジア当局は今年、オンラインギャンブル、特殊詐欺そして暴力団犯罪に関与したとして約千人の容疑者を逮捕した。
中国の国営メディア、新華社通信は、その約半数は、カンボジアのフン・セン首相が新規オンラインライセンスを即時発行停止すること、そして年末の既存ライセンスの期限切れ以降、更新を行わないことを発表してから5週間で逮捕されたと伝えた。
新華社通信は、2019年8月30日までにオンラインギャンブル犯罪で中国人容疑者335人、そして特殊詐欺で容疑者155人が逮捕されたと述べた。
警察もまた、シアヌークビルとプノンペンで「数多くの」特殊詐欺およびインターネット賭博拠点を壊滅させ、176人を逮捕したことを明かした。そのうちの127人は、8月14日に2箇所の通信詐欺アジトが破壊された際に、27人はその1週間後にオンラインギャンブルのアジトが破壊された際に逮捕された。
以前には、カンボジアがオンラインギャンブルへの取締りを発表した直後の1週間で約1万人の中国人がシアヌークビルを脱出したことが伝えられていた。