カンボジアがオンラインゲーミングライセンスの発行を停止し、現在あるライセンスの期限が切れた際には更新を行わない予定であることを中国の新華社通信が伝えている。
新華社はフン・セン首相が日曜に発した命令を伝えており、その中で首相は「王国政府はこの命令に署名した日から先、カンボジアの国内外でオンラインギャンブル事業を行うための原則を廃止しライセンスの付与を停止する。有効なライセンスを保持する企業には、ライセンスの期限まで営業することを許可する。その後、経済財政省はこれ以上ライセンスの更新を行わない予定だ」と述べた。
首相は、アーケードゲーミングもカバーするこの命令には、全層の規制当局が、カンボジアの国内外両方で金を奪おうとする詐欺撲滅への努力の中で、違法オンラインギャンブル営業への捜査を強化する命令が含まれていると付け加えた。
首相は、「一部の外国人はこの形式のギャンブルを利用し、国内外で被害者を騙してきた。王国政府は、即時発効でカンボジア王国内および国外からのそのような営業に対するライセンスの発行を停止することを決定した」と述べた。