フィリピンのビジネス大手ウデンナ・グループのゲーミングとホスピタリティ部門であるPHリゾーツ・グループ・ホールディングスは、日本のジャンケット事業者ASKI JAPAN LIMITEDとの基本合意書にサインした。
これには、同社のセブの統合型リゾート「エメラルドベイ」の2021年後期の開業に際し、ASKI JAPAN がジャンケット事業者となり、同リゾートにプレイヤーを提供するというパートナーシップ契約の基本的合意が記されている。
木曜日の発表によると、ASKI JAPAN はアジア圏内の日本人プレイヤー向けにジャンケットとVIPゲーミングサービスを提供しており、現在は、韓国・仁川にあるパラダイス シティとパラダイスカジノ釜山のジャケット運営と、エンターテイメントシティにある2つの統合型リゾートで「FRIDAY CLUB」というクラブブランドを運営している。
「我々は、エメラルドベイのVIPセグメントとジャンケットの将来的なパートナーとして、アスキーと手を結ぶことに非常にうれしく思っている。
日本人は、フィリピン特にセブにとっては慣れ親しまれた人達である。エメラルドベイが開業した際には、そこが彼らにとって非常に待ち望んだ観光名所になると信じている。」と、PHリゾーツ・グループCOOホセ・エンジェル・スエイロ氏は語った。
ASKI JAPAN CEOの五十右 信啓氏は、「観光・ゲーミング産業がコロナ禍から回復した際には、準備を整え、全力で取り組みたいと考えている。我々のプレイヤーは常に新しく且つ楽しいゲーミング先を探している。エメラルドベイは、空港からわずか数分という便利な場所と、長く美しい海辺で彼らの要望を満たしている。」と、述べた。
PHリゾーツ・グループは、2021年末までのエメラルドベイのソフトオープン、そしてその後22年第2四半期の全面開業を目指している。
エメラルドベイの第1期では、マス、プレミアムマス、ジャンケットに分かれた122台のゲームテーブルを備え、さらに電子ゲーミング機600台、そして300メートルのビーチに面した客室270室が作られる予定である。