マカオのゲーミングコンセッション保有者のMGMチャイナは、隣接する広東省での新形コロナウィルス感染拡大による制限強化に伴い、新規の常設ショー「MGM アウェイクニング ライオン(MGM Awakening Lion)」の開始を3カ月延期した。
MGMコタイのMGMシアターで開催されるショーの初演を2021年7月8日〜13日に開催予定であったが、MGMは木曜日にこれを2021年10月5日まで延期すると発表。
「近隣地域での最近の感染状況に伴うマカオ特別行政区政府による感染拡大防止措置に協力するため、MGMは、革新的な民族舞踊ショー「MGM アウェイクニング ライオン」の初演を延期することを決定した」と述べた。
すでにチケットを購入した人は、10月の公演と交換するか、全額返金することができる。
MGMチャイナと広州ソング・アンド・ダンスシアターのコラボレーションである「MGM アウェイクニング ライオン」は、大成功を収めたメルコリゾーツ&エンターテインメントの「ザ・ハウス・オブ・ダンシング・ウォーター(The House of Dancing Water)」の一時休演以来、マカオで最初の常設ショーとして宣伝されていた。メルコはその後、アーロン・クォック、ジョーイ・ヨン、レオン・ライなどの香港ポップスのスーパースターが出演する一連の独自常設ショーが2021年にスタートすることを発表している。
「MGM アウェイクニング ライオン」は、家族か国家かの選択のジレンマを抱えながら、愛と憎しみに直面した2頭の獅子舞が変容していく旅の話で、それは広東人の不屈の精神を描いている。