シンガポールの統合型リゾート、マリーナベイ・サンズ(MBS)とリゾートワールド・セントーサ(RWS)が、ここ数週間のカジノおよび小売スペース再開が成功したことを受けて、ホテルを含む非ゲーミング施設の一部を再開した。
マリーナベイ・サンズは公式ホームページ上で、7月17日(金)からホテル営業を再開し始め、客室は段階的に再開されることを発表した。他に再開したのが同施設を象徴する屋上インフィニティプールで、バンヤンツリースパ、フィットネスクラブ、RISE、RENKU Bar & Lounge、 SPAGO by Wolfgang Puck、そしてサンパンライドも営業再開を予定している。
しかしながら、サンズ・エキスポ&コンベンションセンター、MARQUEEおよびサンズシアターは休業を続ける。
MBSはすでに一部の小売りスペースを6月19日に、サンズ・リワード・クラブメンバー向けにカジノ営業を7月1日に、そしてアートサイエンス・ミュージアム、ザ・ショップス、レストランおよびサンズ・スカイパーク展望デッキを7月6日に再開している。
リゾートワールド・セントーサも月曜に同様の発表を行い、クロックフォードタワー、エクアリウスホテル、ホテルマイケル、ビーチヴィラ、オーシャンスイートおよびツリートップロフト等のホテルを再開する予定だと述べた。
レストランも、RWSが4月初旬に営業を停止して以来初めて、店内での食事客を受け入れる予定。
ホテル及びレストラン再開のほんの数日前、RWSは、新型コロナウイルスの打撃を乗り切るために、「大規模」人員削減を準備していることを明かしていた。