シンガポールが新型コロナウイルスによる制限を緩和し、フェーズ2に入ったことで、シンガポールの統合型リゾート、マリーナベイ・サンズ(MBS)とリゾートワールド・セントーサが、今日から小売店と飲食店を再開することを発表した。
マリーナベイ・サンズは、ホームページに掲載した通知の中で、ショップス・アット・マリーナ・ベイ・サンズにある小売および飲食テナント店の約200店舗が強化された衛生・安全手順の下で再開すると述べた。しかしながら、中に入れるのはサンズリワード・ロイヤルティプログラムのメンバーのみで、MBS直営店および、統合型リゾート(IR)内のホテル、カジノ、アートサイエンス・ミュージアムそしてサンズ・エキスポ&コンベンションセンターなどのその他全ての施設およびアトラクションが休業を続ける。
リゾートワールド・セントーサも木曜、同様の発表を行い、今日からレストランでの飲食が再開される。同社は、MBS同様、「リゾートワールド・セントーサの他のゲストサービスはしばらくの間休止したままとなる。現在、政府の衛生指導に沿った安全な形で当リゾートにゲストを再び迎えるための再開計画に関して当局と緊密に連携している」と述べた。
シンガポール政府は、今週に入ってフェーズ2への緩和を発表し、小売業、スポーツ・公共施設、公園、ビーチ、スタジアム、スイミングプール、スポーツホール、ジムおよびレストランの再開が認めらている。
娯楽施設は、図書館、博物館および宗教上の集会と並んで、まだ再開リストには含まれていない。